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サーバーベースコンピューティング(ServerBasedComputing)
 簡単にいうとアプリケーションソフト(プログラム)とデータをサーバーに置きクライアントPCからサーバーに接続し、アプリケーションはサーバーで実行するコンピュータシステムの形態を指します。
サーバーベースコンピューティングの実現
WindowsServer2012+ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続)
少ない通信量、安定した運用速度
 クライアント/サーバーコンピューティングでは、データベースサーバーとクライアントPCとの間では何回もデータやコマンドがやりとりされますが、これをWAN・インターネットで使用した場合に十分な回線帯域が確保されていないと、パフォーマンスが大きく低下することがあります。このパフォーマンス低下をカバーするために「専用回線」という高い通信コストが必要でした。
 しかし、専用回線を使わなくても、ブロードバンドの急速な普及により、高速なブロードバンドを低料金で利用できる環境が整いつつあります。
 サーバーベースコンピューティングでは、クライアントPCからサーバーへ、キーボード・ストロークマウス操作の情報を転送し、サーバーからクライアントPCには画面情報を転送するだけなので、ネットワーク上を流れるデータ転送量を低く抑えることができ、インターネットやWANでもパフォーマンスの低下を避けることができます。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続)
 ターミナルサービスを利用すると、WindowsServer2012にあるアプリケーションをWindowsベースのパソコンからリモート実行できるようになります。サードパーティのアドオンソフト(Citrix社のMetaFrameなど)を追加することでUNIXマシンやMacintoshなどもクライアントとして利用できるようになります。
 ターミナルサービスにはクライアントPCからサーバー上のアプリケーションを実行するための
アプリケーションサーバーモードと、システム管理者がサーバーをリモート管理するためのリモート管理モードの2つがあり、ターミナルサービスをインストールするときに選択します。アプリケーションサーバーモードを選択する場合には、ターミナルサービスのクライアントアクセスライセンス(TS-CAL)が別途必要となります。
【使いやすさ】
ローカルプリンタのサポート自動化
クライアントPCに接続されているローカルプリンタの追加および自動的に再接続する機能
クリップボードのリダイレクト機能
クライアントPCで実行されているプログラムとターミナルサーバーの間で、カット アンド ペーストを行うことができます。
モバイルクライアントなどを使っていて接続が切れてもセッションを維持(再接続)できる機能
1台のサーバーに何度もログオンして複数のタスクを実行できる機能
【管理のしやすさ】
セッションのリモート制御
サポート担当者は、ほかのターミナル サービス セッションの監視または制御を行うことができます。キーボード入力、マウスの移動、およびグラフィックスの表示は 2 つのターミナル サービス セッションの間で共有されるので、サポート担当者はこれを利用して、構成の問題を診断して解決したり、ユーザーをリモートで訓練したりすることができます。この機能は、オフィスが分散している組織で特に役に立ちます。
ネットワーク負荷分散
ネットワーク負荷分散の機能により、ターミナル サービス クライアントは、ターミナル サービスを実行するサーバー群の中で最も負荷の軽いサーバーに接続できます。(ターミナルサーバーが複数台の場合)
クライアント接続マネージャ
クライアント接続マネージャは、シングル クリックでターミナル サーバーに接続できるよう、クライアントPCのデスクトップにアイコンを作成します。
管理者は、接続を作成してターミナル サービス クライアント ソフトウェアと共にその接続を配布することで、コンピューティング環境全体に単一のプログラムを提供できます。
ライセンスマネージャ
システム管理者や購買担当者がターミナルサービスに接続しているクライアントPCに関するライセンスを確認できます。
セッションの作成/変更/削除を指定できる機能
CPUの使用状況やメモリ割当てなどのシステムパフォーマンスを監視できる機能
【セキュリティ】
暗号化
セキュリティの必要性に応じて3段階(40ビットの低、56ビットの中、128ビットの高)で暗号化する機能が搭載されており、ログオンプロセスは暗号化されます。
ログオンの試行回数と接続時間の制限
ユーザーによるログオンの試行回数を制限し、サーバーに対する権限のないアクセスを防ぐことができます。さらに、個別ユーザーまたはユーザーグループの接続時間を制限することができます。
サーバーベース・コンピューティングに移行するメリット
クライアントPCは、現状のパソコンを利用可能、新規購入コストを抑えることができる。
アプリケーションソフトはサーバーにインストールするだけで、どのクライアントPCからも最新のアプリケーションを利用することができる。
各クライアントPCにアプリケーションをインストールする労力、費用、時間などが発生しない。
アプリケーションやユーザーの管理は、サーバーだけで管理できる。
インターネットやWANを利用して、短期間、低コストでコンピュータネットワークを構築できる。
サーバーの構成を変更することで組織の拡大・縮小に柔軟に対応できる。
本社、支店や営業所で別々にデータを入力したものが、リアルタイムに更新され、最新のデータを利用することができる。
デメリット
アプリケーションがターミナルサーバーに対応している必要がある。
クライアントPCの台数が5台未満の場合は対費用効果が低い。
グラフィックスを多用するアプリケーションには不向き。(スピードが遅くなる)